日ハム・上沢投手の今年の活躍
こんにちは。 今年、11勝をあげ、大活躍した日本ハムファイターズの上沢直之投手のフォームについて私なりの意見でお話をさせていただきます。
この動画は2013年のフォームです。
この動画は今年のフォームです。
動画の角度の違いはありますが、スローの映像を見た時の左脚の股関節の動きを見てください。
ステップ動作をして左足が着地したトップの位置からボールを離すリリースの位置で、
2013年のフォームはトップの位置からリリースの位置まで左脚の股関節が動かず、その位置で止まっています。
今年のフォームはトップの位置からリリースの位置までの間に左脚の股関節が膝の上に進んでいるのが分かると思います。
今年のフォームの方が前脚になる左脚にしっかり体重が乗り、左脚が安定し、下半身の力がボールに伝えることができます。それにリリースの位置が前に(打者寄り)になるため、余計に球速表示より速く感じるはずです。
2013年のフォームは左脚の股関節が膝の上に進んでいないので、体重が後ろに残ったままになり、左脚に体重がしっかり乗れず、下半身の力が上に伝わりにくくなります。
今年の上沢投手の下半身の使い方はとても良いお手本になります。
今後のご活躍も楽しみです。
福岡県筑豊地区(飯塚・直方・田川)野球塾・野球教室 『ピッチングルーム』https://www.pitching-room.com