投手は5人目の内野手!?
こんにちは。ピッチングルームの上中です。 各都道府県、甲子園を決めた代表校が決まってきました。 福岡県も東筑高校が福岡県大会を制し、甲子園出場が決まりました。 今日は東筑高校の試合の中での1プレーを書かせていただきたいと思います。 西日本短大付属高校との準決勝の試合で、ノーアウト1、2塁の場面で、西日本短大付属の選手が送りバントをしました。 東筑高校の投手はバントを素早く処理し、3塁に投げ、アウトにし、サードから1塁に投げ、アウトにダブルプレーになりました。 送りバントが決まっていたら、1アウト2、3塁の大ピンチのところが、投手の見事なバント処理で2アウト2塁になりました。結局この回は0点に抑え、流れを変えるビックプレーになりました。 東筑高校の投手は日頃の練習からバント処理の練習をしっかりと行っているんだと思います。 ピッチングルームで指導をさせていただいている投手にも日頃からバント処理や1塁のカバーリングなどしっかり練習をするようにお話をしています。 苦しい時に自分で自分を助けるプレーになるからです。 題名になっていますが、投手は投球をした後


予選を見て感じたこと
こんにちは。全国各地で夏の甲子園の予選が行われています。 私の住んでいる福岡県もベスト16が出そろいました。 指導をさせていただいている選手のチームの試合の応援などで何試合か福岡の予選の試合を見に行き、 感じたことを書かせていただきます。 夏の大会でコールドで大差のついた試合で一番目立つのが四死球の数。これがかなり多くみられます。 負けられない試合で緊張や大事にいこうとするのはよくわかります。 特に相手が強豪校の場合はなおさら打たれないようにと思い、コースを狙いすぎて、ボール、ボールが続き、四死球を出してランナーが溜まってしまい、苦し紛れにストライクを取りにいった球を打たれ、大量失点といったパターンになってしまいます。 こういう時こそ、大胆に攻めていく必要があると思います。ストライク先行でどんどん攻めていき、自分優位のカウントを作ることが大事になります。先に追い込めばボール球が使えますし、相手バッターの方が不利になります。 甲子園出場をかけた大事な試合が続きます。
マウンドで自分の力を出すために
こんばんは。 いよいよ夏の甲子園の予選の地方大会が始まりますね。私が住んでいる福岡県も今週末から始まります。 夏の大会は独特の雰囲気があり、緊張して自分を見失い、本来の投球ができなくなったりしてしまいます。 ピッチングルームに来ていただいている選手に伝えている、マウンドで自分の力が出せるための方法を紹介したいと思います。 緊張は誰でもするものです。私も高校球児の時の初戦はマウンドで足が震えていたのを覚えています。 緊張した中で自分の投球をするためには、足を上げてステップを開始する前のスタート位置をしっかり決めておくことです。 ピッチングルームではヒップファーストでステップを行うために、股関節やお尻の位置を細かく指導をしています。その股関節やお尻の位置を作ってからステップを開始することで、ステップ動作、トップの位置、リリースの位置、フォロースルーまでしっかり行うことができます。 スタートの位置を間違ってしまうと、投げ急いだり、体の開きが早くなったり、リリースの位置がずれたりと全部が崩れてしまいます。 緊張で足が震えている時や大観衆の中など雰囲気に飲