
バッティングの『後ろに残す』は正しい?
こんにちは。よく、プロ野球選手がバッティングについて『後ろに残す意識で打っています』や『軸足(後ろの足)に体重を残して打っています。』とコメントをしていますが、はたして軸足に体重を残して打っているのでしょうか? ・https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2016/08/19/_split/(参考記事:パ・リーグのエースたちが語った「打者・大谷翔平の恐ろしさ」) ・http://www.nishinippon.co.jp/hawks/article/114765(参考記事:10戦ぶり打点も悔し 甘い球仕留め損ね犠飛 柳田) 上の記事の写真が大谷選手のインパクトからフォロースルーに入る時で、 下の記事の写真が柳田選手のインパクトの瞬間です。 二人の選手の写真の軸足(後ろの足)に注目してみてください。 大谷選手も柳田選手もつま先立ちになっています。 つま先立ちになっているということは前の足に体重が乗っているということです。 なので、軸足(後ろの足)に体重を残すのは間違いです。 軸足に体重を残す意

なぜ体が開くと良くないのか?
こんにちは。
前回のコラムで体が開いている原因はステップ動作の際に右膝が投げる方向を向いてしまうため、骨盤(おへそ)も投げる方向を向いて着地をするから体が開くとお話をしました。
今日のコラムはなぜ、体が開くと良くないのか?を私が普段、指導をさせていただいている選手に説明していることを書きたいと思います。 ステップ動作では並進運動と言って横向きのままステップを行うことが必要になります。 踏み出し脚(右投手の場合、左脚)が着地した瞬間に今度は回転動作になります。
右投手の場合、横向きのまま、ステップ動作でいけると写真のように踏み出し脚が着地する瞬間まで、骨盤が三塁側を向いた状態になり、着地後の回転動作で骨盤はホーム側を向くため、約90°回転することになります。 しかし、ステップ動作で骨盤が投げる方向を向いてしまい、体が開いた状態で着地をすると骨盤が投げる方向を向いているため、骨盤の回転する角度が少なくなります。
体が開かない状態と開いている状態だとどちらの方が回転を使って投げれるか、当然、体が開かない状態の方が回転を使って投げれるに決まって

体の開きを抑えるには
こんにちは。
投手をやっている選手で投球動作でよく『体が開いている』と指導者の方から言われること、多くないですか? 写真が体が開いている状態になります。体が開いている投手にグローブで開かないように壁を作る指導が多く見受けられるます。 ピッチングルームに初めて来られた選手で体が開いている投手に話を聞くと開きを抑えるためにグローブで壁を作るように指導を受けているという答えが返ってきます。
しかし、グローブで体を開かないように壁を作っても体の開きは変わりません。体が開いているのは左足が着地する直前で骨盤(おへそ)が投げる方向に向いている状態のことです。 原因は軸脚側(右投手の場合、右脚)の膝の使い方に問題があります。ステップの際に軸脚側の膝がつま先より前に出ると膝は投げる方向に向いてしまいます。膝が投げる方向に向いてしまうと、骨盤(おへそ)も投げる方向を向いてしまい、結果、体が開いてしまいます。原因が軸脚側にあるのに、グローブで体が開かないように壁を作っても体の開きは変わらないのです。 ステップ動作では並進運動と言って、横向きのままステップを行う
4割バッターを目指そう!!
こんにちは。 今日はメンタル的なお話です。 野球は失敗のスポーツです。 プロ野球選手の一流と言われる打者の打率は3割です。 10回打席に立って3回ヒットを打てば一流なんです。 7回は失敗なんです。 ほとんど失敗ですよね? そんなスポーツは他にはないと思います。 バッターは打たないけないと思うと体が硬くなって思うようにバットが振れずに打てなくなります。
学生などのアマチュア選手は4割打てれば好打者です。 10回中6回は失敗していいんです。 そう思うと少し気持ちが楽になりませんか? ピッチングルームにバッティングを指導に来ていただいている選手には、打席に立つ時は打たないけない、結果を出さないといけないと思わずに体の回転を使ってスイングすることに集中するようにと指導をしています。 正しいスイングをすると、結果はついてくるはずです。
投手に鍛えてほしい筋肉
こんにちは。 投手はどこの筋肉を鍛えた方が良いかとよく投手をやっている選手や親御さんから質問を受けます。 投手として鍛えてほしい筋肉は ・お尻の臀筋。 ・後ろの太もものハムストリングス。 ・背筋 の3つの筋肉になります。
臀筋、ハムストリングスはステップの際、骨盤をまっすぐ立て、スクワットの体勢を維持する為に使うのと、 踏み出し脚(右投手の場合左脚)が着地した際に重心移動を受け止めるのに使います。 背筋はリリースの前の胸を張る姿勢を後ろから引っ張る為に使います。 オススメのトレーニングはスクワットやデッドリフトをやっていただくと良いと思います。 スクワットのトレーニングのコラムはこちらから→球速アップのための正しいスクワットのやり方 しかし、股関節や胸椎、肩甲骨の胸郭が硬くて、動きが悪い選手は筋肉を鍛えても関節が動いてくれないため、パフォーマンスが上がらず、肩・肘の負担がかかりますので、まず関節の機能を高めるトレーニングを行うことをオススメします。 福岡県筑豊地区飯塚市 野球塾・野球教室 『ピッチングルーム』 https://www.pitch