
アイシング用のアイスパックの作り方
こんにちは。
前回はアイシングを行う時は氷を使うことが大切とお話しました。
今日はアイシングを行う時のアイスパックの作り方を紹介します。 ①写真1のようにビニール袋に氷を適量入れます。
あまり入れすぎないように気をつけて下さい。 15個ぐらいが目安です。 ②写真2のように氷を入れたら、きれいに平坦に並べます。
ここがとても大切で、きれいに並べておかないと患部に氷が
当たっている所と当たってない所が出てきますので、凸凹が
ないように並べて下さい。 ③写真3のように袋の口に口をあてて、息を吸いながら中の空気を抜きます。 空気を抜くと、氷と袋がくっついた状態になり、患部にフィットしやすくなります。 ④写真4のようにさらに空気を抜きながら、袋を回しながら
袋の口を捻っていきます。しっかり捻れたら縛って完成です!!
これをいくつか作っておいて肩や肘にアイシングを行います。
簡単に出来ますので、是非作ってみて下さい。
※アイシング中の注意として冷たいのは我慢。
逆に痛いと感じた時は凍傷の恐れも

アイシングの正しい知識
こんにちは。
皆さん、投球後に行うアイシングは何を使ってますか?
野球の現場を見ると、保冷剤を使ってアイシングを
行っている選手やチームが多い気がします。
冷やす道具としては、氷、保冷剤、湿布、コールド
スプレー等が挙げられます。
この中で一番アイシングの効果があるのは『氷』なんです。
氷の温度は0℃で、保冷剤はマイナスになります。
実は、マイナスの保冷剤よりも0℃の氷の方が
冷やす能力が高くなります。
理科の話になりますが、固体が液体に変わる時の
エネルギー(融解熱といいます)の値が、
氷の場合、1gあたり約80カロリーになります。
周囲から80カロリーの熱を奪っているため、
氷を当てている所はその分、冷やされています。
例えば、氷よりも温度が低い、マイナスのドライアイスの
溶ける時のエネルギーは1gあたり約40カロリーで
氷の1/2でかなり劣ります。
保冷剤などの冷たいものほど冷えると思いがちなのですが、
熱を奪う能力が低いのです。
それ