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腰で振れはバッティングをダメする?

  • 執筆者の写真: room Pitching
    room Pitching
  • 2017年9月19日
  • 読了時間: 2分

皆さま、こんにちは。

よく、バッティングで『腰で回転させて振れ』という指導があります。しかし、腰を回転させて振るとかえってバッティングの動作が悪くなり、ケガをする可能性があります。

背骨は首の頸椎が7個、背中の胸椎が12個、腰の腰椎が5個あり、その下に骨盤があります。

体の構造上、そもそも腰椎はあまり回転(回旋)できない構造になっているのです。

運動学や解剖学の参考書をみると、

・頚椎7個の合計回旋角度:45~50°

・胸椎12個の合計回旋角度:35°

・腰椎5個の合計回旋角度:5°

になっています。ほとんど回れませんよね?

その腰椎を無理に回旋しようとすれば結果として腰椎に過度のストレスを与えてしまいます。

腰痛を引き起こす可能性が高くなり、腰椎分離症や腰椎すべり症などの症状を引き起こす場合もあります。

腰で回転させて振ったとしても、腰だけでは回転できませんし、背骨が棒のような状態で回るので手打ちの原因になり、打球が飛びませんし、打率も下がります。

大事なのは、回旋可動域が大きい、股関節と胸椎を使って回転をさせて振ります。

股関節を使って骨盤を回転させ、胸椎を使って上半身を回転せせることにより、回転が2つになり、打球が飛び、バットを最短距離で出すことができるため、打率が上がります。

ピッチングルームでは股関節と胸椎の動きを徹底的にトレーニングをしております。ご興味ありましたら、是非、ご相談ください。

福岡県 筑豊地区の野球塾・野球教室 『ピッチングルーム』 

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